◎パネルディスカッション 「いま、なぜピアサポートなのか-未来へ向けてのメッセージ」 ■図書館資料と人との出会いのコーディネーターとして パネリスト:中山玲子(日野市立中央図書館) 1 図書館で働いて思うこと ①障害者サービス、このままの姿で進んでいいのか? ②だれのための図書館なのか? ③視覚障害者だからといってそのままピアサポートができるのか? 2 視覚障害者と図書館の仕事~ピアサポートという観点から ①これまで日野市立図書館で行ってきたピアサポートの事例から ・図書館内における地道な基盤づくりの重要性 ・「図書館は命の泉」と語ってくださった盲ろう者Aさんとの関わり ・「図書館は私の居場所」と語ってくださる全盲のBさんとの関わり ・様々なマイノリティの立場で生きるCさんとの点字を通じた文通によるサービス ・人生の終りの日を見送ったDさんへのサポート ・一人の小学生からもらったメモ用紙に書かれた絵 ②ピアサポートを行う視覚障害図書館員に必要なこと ・図書館資料に関する知識 ・障害・貧困・虐待・LGBTQ等様々な環境や立場で生活している人たちにいつも心を寄せている ・情報機器、情報入手に関する知識 ・個別対応に対する柔軟な発想 ・主体性 ・コミュニケーション力アップ ・個々の利用者に対して思い込みを外して関わる ・図書館全体を見渡し把握する力 ・関連機関とのつながり ③今感じている課題