なごや会雇用セミナー2022  「公共図書館員を目指しませんか! 〜 図書館は視覚障害者が働く最も適した職場の一つです」のご案内  公共図書館を利用したことがあるという視覚障害者はどのぐらいおられるでしょうか。点字図書館なら利用したことはあるけれども、公共図書館を利用したことはないという人がほとんどではないかと思います。  ところが、全国には対面朗読を始め、点字や録音図書の貸出、宅配サービスなどの障害者サービスを行っている公共図書館がいくつもあります。そんな公共図書館の中の特に充実した障害者サービスを実施している図書館には視覚障害のある職員がいて、重要な役割を果たしています。  こうした視覚障害職員は1970年代から採用されるようになり、これまでに多数の勤務実績があります。現在も20人ほどが公共図書館で働いています。  しかし、残念なことにこれらのことは、視覚障害当事者を含めて関係者に知られていません。最近では視覚障害者を対象とした図書館職員の採用試験を実施しても受験者がいないのが実情です。  このセミナーでは、視覚障害者が図書館で働く意義や実際に働く職員の事例紹介などを通じて、多くの視覚障害者が図書館への就職を希望してくれることを目指しています。関係者の参加をお待ちしています。 1 主催 公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会) 2 日時 2022年9月17日(土)13時00分〜16時10分 その後個別相談 3 場所、方式 日本図書館協会2階研修室(直接参加)、またはZoomでライブ送信   (後日、セミナー動画の一部を配信予定) 4 対象(次のいずれかに該当する方)   ・将来の就職・転職を考えている視覚障害のある方、学生、等   ・大学の就職関係部署の職員、大学教員   ・視覚特別支援学校の教職員   ・障害者の図書館への採用を考えている自治体関係者、図書館関係者   ・その他、視覚障害者の雇用問題に関心のある人 5 定員 直接参加 50人、オンライン 90人 6 個別相談 セミナー終了後、個別相談を行います。個別相談はオンラインでも行います。(事前予約制) 7 参加費 無料 8 内容、タイムスケジュール テーマ「公共図書館員を目指しませんか! 〜 図書館は視覚障害者が働く最も適した職場の一つです」 12時30分 受付開始、Zoom開始 13時00分 開会、オリエンテーション 13時10分 「視覚障害者と図書館の仕事」 服部 敦司(枚方市立中央図書館) 13時50分 休憩 14時00分 「視覚障害者が公務員として一般雇用される意義」 佐藤 聖一(埼玉県立久喜図書館) 14時30分 「視覚障害者が図書館で働く事例紹介」        (1)埼玉県立久喜図書館 尾崎 栞        (2)千葉県立西部図書館 松井 進        (3)日野市立中央図書館 中山 玲子 15時30分 休憩 15時40分 質疑応答 16時10分 閉会のことば 斉藤恵子(横浜市中央図書館) 16時10分 個別相談 会場、オンライン(事前予約) 17時00分 終了 9 申込方法   メール本文に下記の必要事項を記入し、申込メールアドレスまでお送りください。   メールの件名は、「雇用セミナー申込」としてください。   氏名(ふりがな)   居住する都道府県(就職を考えている視覚障害者のみ御記入ください)   所属、勤務先等   参加方法 直接参加 オンラインライブ送信 オンライン後日配信   個別相談の希望 あり なし(オンラインの方は相談もオンラインになります)   連絡先メールアドレス   障害に応じた配慮希望 点字資料、拡大文字資料、茅場町駅からの送迎、その他(具体的な希望を御記入ください)   その他、御質問等がありましたら御記入ください。   申込締め切り 2022年9月10日(土)   新型コロナウイルスの感染状況によってはオンラインのみとさせていただく場合があります。(申込者にメールでお知らせします)   申込者全員に事前にセミナー資料のデータをメール送信します。オンライン参加者にはZoom情報をメールします。 10 申込、問合せ先    申込、問合せ先メールアドレス 2022@nagoyakai.com    電話での問合せ先 埼玉県立久喜図書館バリアフリー読書推進担当 佐藤、尾崎 電話番号0480−21−2729