公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)会則

第1条 名称
 本会は、公共図書館で働く視覚障害職員の会、通称「なごや会」という。

第2条 目的
1.職務上の課題解決に向けて力を合わせ、わが国公共図書館の障害者サービス発展に寄与する。
2.職場の状況について情報を交換し、会員相互の親睦を図る。
3.公共図書館への視覚障害者の雇用を進めるための諸活動を行う。

第3条 活動
 本会は、必要に応じて次の活動を行う。
1.会報の発行
2.会員相互の情報交換
3.図書館活動に関する調査・研究
4.障害者サービスの普及・啓発に関する活動
5.事務用ツールの整備
6.図書館への就職を希望する視覚障害者への支援
7.その他、必要に応じて学習会・アンケート調査・レクリエーション等を行う

第4条 会員の資格
1.図書館で働く視覚障害者
2.図書館への就職を希望する視覚障害者
3.障害者サービスに関心を持つ人

第5条 賛助会員
 ● 正会員のほかに、賛助会員を置くことができる。
 ● 賛助会員となるためには、本人の申請に基づき、常任委員会の承認を必要とする。
 ● 賛助会員は、本会の活動(会報・各種行事など)に、任意に参加できるが、総会での議決権はない。

第6条 総会
 ● 総会を、年1回開催する。
 ● 総会は、本会の最高議決機関とする。
 ● 総会は、会員の3分の1以上の出席(委任状を含む)をもって成立する。
 ● 提出議案は、総会出席者の過半数の賛成をもって成立する。

第7条 常任委員及び会計監査と その任務
本会には、次の役員(常任委員)を置く。
役員は、総会において選出され、任期は2年とするが、再任は妨げない。
1.代表
  本会を代表し、会を統括する。
2.副代表
本会には、必要に応じて副代表を置くことができる。
 副代表は、代表を補佐し、運営上の助言を行う。
3.事務局長
  本会の事務を統括する。
4.会報編集長
  編集委員会を招集し、会報の編集・発行に当たる。
5.例会実行委員長
 例会運営のための準備と調整を中心となって行う。
6.東部支部長
  年1回以上の研修会等を計画するとともに、東部地区会員の動向を把握するよう 務める。
7.西部支部長
  年1回以上の研修会等を計画し、西部地区会員の動向を把握するよう務める。
第7条の2 顧問とその任務及び任期
顧問は、常任委員会(第9条)が必要により任命する。任期は2年とするが再任は妨 げない。
顧問は、代表の依頼により常任委員会等に、オブザーバーとして参加することができ る。また常任委員会は、顧問に対して、必要に応じて助言をあおぐことができる。
第7条の3 会計監査とその任務及び任期
会計監査は本会の会計について、適正に処理されているかを監査する。
会計監査は、総会において選出され、任期は2年とするが、再任は妨げない。

第8条 事務局委員
 本会には、次の事務局委員を置く。
1.会計
 本会の円滑な会計事務に務める。事務局長が推薦し、代表が承認する。
2.会報編集委員
 編集長を補佐し、会報の企画・編集・発行にあたる。編集長が任命し、任期は2年とするが、再任は妨げない。
3.メーリングリスト管理者
 メーリングリストの管理及び、適正な運営にあたる。事務局長が任命し、任期は2年とするが、再任は妨げない。
4.例会実行委員
 実行委員長とともに、例会開催の準備にあたる。例会実行委員長が任命し、任期は2年とするが、再任は妨げない。
5.その他の委員
 必要に応じてその他の委員を置くことができる。その他の委員は、常任委員会が任命し、設置目的が終了した時点で解散する。任期は、完了時までとする。

第9条 常任委員会
 常任委員会は、総会に次ぐ議決機関とする。
 常任委員会は代表、副代表、事務局長、会報編集長、例会実行委員長、東部・西部の各支部長によって構成する。
 代表は、必要に応じて常任委員会を招集することができる。

第10条 支部例会
 本会には、東西に支部を設ける。年1回以上の支部例会を開催する。支部例会は支部長が招集する。

第11条 会費
 本会の会費は、年会費とし、会員種別ごとに次の金額とする。
 ● 正会員: 5,000円
  ● 収入のない学生: 2,000円
 ● 賛助会員: 2,500円
 ● 常任委員会は2年以上会費未納な者を退会扱いとすることができる。

第12条 会計年度
 本会の会計年度は、10月1日〜翌年の9月30日までとする。

付則 この会則は、第32回総会において承認され、2020年11月8日をもって施行する。

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